ヴェガCロケット、植物と海洋の監視衛星を打ち上げ
ヴェガCロケットが9月14日の夜間、フランス領ギアナにあるヨーロッパ宇宙機関の射場から2機の衛星を搭載して打ち上げられる予定だ。このVV30と呼ばれるミッションでは、海洋・大気監視衛星「コペルニクス・センチネル3C」と、植物健康監視衛星「フルオレッセンス・エクスプローラー(FLEX)」が軌道へ向かう。
センチネル3Cはヨーロッパ気象衛星機関(EUMETSAT)が管理を担当し、FLEXはヨーロッパ宇宙機関(ESA)が運用を手がける。打ち上げはフランス領ギアナのヴェガ射点(Ensemble de Lancement Vega)から現地時間で午後10時21分(米国東部標準時午後9時21分、協定世界時午前1時21分、中央ヨーロッパ夏時間午前3時21分)に実施される予定だ。
2機の衛星が順次分離される
センチネル3Cの分離は打ち上げからおよそ1時間後に予定されており、その後FLEXがほぼ1時間を置いて分離される運用となる。ペイロードフェアリングの開放時には、ヴェスパアダプターの上に搭載されたセンチネル3Cが露出する仕組みだ。
4段式ロケットの構成
ヴェガCロケットは高さ34.8メートルの4段式設計で、最初の3段はすべて固体推進薬モーターによって駆動される。それぞれP120C、ゼフィーロ40、ゼフィーロ9という名称を持つ。上段には再点火が可能な液体燃料エンジンの「姿勢調整・微調整上段モジュール(AVUM+)」が搭載されている。ロケットの製造はアヴィオが担当し、第2・第3段はアヴィオが開発する一方で、P120Cはアヴィオとアリアンスペースの合弁企業であるユーロプロプルジョンが開発している。
出典: Spaceflight Now
