キュリオシティが火星到着から5000日目を迎える、芸術的な「ポストカード」で記念

NASAの火星探査車キュリオシティが、火星上での運用5000日目を迎えた。この節目を記念して、探査車が撮影した画像を合成したアート作品が公開された。

同じ場所で朝夕に撮影した二つの全景

キュリオシティは「チョコラタル」というニックネームが付いた砂丘に駐車した状態で、ナビゲーション用の白黒カメラを使って2度にわたり全景撮影を実施した。最初の撮影は2026年8月30日の火星時間午前9時56分に行われ、2番目は2026年9月2日の火星時間午後5時39分に撮影された。これらの日付は火星での任務日数(ソル)で言うと5000日目と5003日目に当たる。

撮影済みの2枚の画像は地球へ送信された後、統合処理される際に色が加えられた。朝の全景は青で、午後の全景は黄色で表現され、アーティスティックな「ポストカード」として仕上げられた。このような創作手法は過去にも例があり、2021年11月に撮影された画像でも同様の作品が制作されている。

探査車の主要機器と足跡が映る

ポストカードの前景には、キュリオシティの各種機器が映っている。通信用のUHF(ウルトラハイフリクエンシー)アンテナは缶型をしており、周回軌道上の宇宙機へデータを送信するために使用されている。車体後部には、フィン状のマルチミッション放射性同位体熱電変換器(MMRTG)が搭載されており、これが核動力源として機能している。画像には探査車の走行跡が遠くまで続く様子も捉えられている。

現在、キュリオシティはゲール・クレーター内に位置するシャープ山の麓付近に滞在中である。この山は高さ約5キロメートルの規模を持つ。

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出典: NASA Breaking News