アルテミス3は2027年打ち上げで「極めて確信している」——NASA長官が表明

NASAのジャレッド・アイサックマン長官は、アルテミス3(Artemis 3)ミッションが2027年に実現すると述べた。8月15日、ケネディ宇宙センターの施設を視察した際の発言で、「次年度のアルテミス3打ち上げが実現できると極めて確信している。それが我々がスタッキング作業に着手した理由だ」と述べている。スタッキング作業とは、ケネディ宇宙センターの車両組立棟(Vehicle Assembly Building)で進行中のスペース・ローンチ・システム(SLS)ロケットの組立のことを指す。

組立段階に突入した証拠

ケネディ宇宙センター所長のブライアン・ヒューズ氏や、フロリダ州下院議員たちの同席のもと、アイサックマン長官は2026年11月7~8日にケネディ宇宙センターで開催される「Max Power」という新しい航空宇宙展示会の発表を行った。この展示会はNASAが支援する民間運営のイベントで、スペース・フロリダ社のロケット打ち上げ・着陸施設とケネディ宇宙センター・ビジターコンプレックスの両施設にまたがって開催される予定だ。

ミッションの準備状況を示す具体的な動きとして、8月13日には、アルテミス3用の双子型SLSロケットの固体ロケットブースター用エアロダイナミック前部フェアリング(左側と右側)が車両組立棟に到着している。これらの部品の先端には、ノーズコーンが統合される予定で、ブースターが大気中をより効率的に切り抜けるための滑らかで先の尖った形状を実現し、空気抵抗を低減させるとされている。

3度のロケット打ち上げを計画

アイサックマン長官の発言によれば、アルテミス3ミッションは複数回のロケット打ち上げで構成される。具体的には「3つのロケット打ち上げ」がアルテミス3を実現するための重要な段階となり、NASAはこれらをおよそ1年以内に実施できる段階に近づいているとみられる。

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出典: Spaceflight Now