ヨーロッパの次世代ロケットが植物と海の監視衛星を打ち上げ
高さ34.8メートルの4段式ロケット「ベガ・シー(Vega-C)」が、フランス領ギアナのヨーロッパ宇宙機関(ESA)射場から月曜夜間に打ち上げられる予定だ。今年のベガ・シー打ち上げの中では最後から2番目となるこの「VV30」ミッションは、地球環境監視の2機の衛星を搭載している。
陸と海を同時に監視する2つの衛星
打ち上げられる衛星の一つは、「コペルニクス・センチネル3C(Copernicus Sentinel-3C)」で、ヨーロッパ気象衛星機関(EUMETSAT)が運用する。この衛星は海洋と大気の監視を主な役割としている。もう一つは「フルオレッセンス・エクスプローラー(FLEX)」で、ESAが管理する植物の健全性監視用衛星だ。
打ち上げは現地時間午後10時21分(米国東部夏時間午後9時21分、協定世界時午前0時21分、中央ヨーロッパ夏時間午前3時21分)に予定されている。打ち上げ後約1時間でセンチネル3Cの分離が行われ、その約1時間後にFLEXが分離される予定だ。
ロケットの構成と製造元
ベガ・シーは4つの段階で構成され、最初の3段には固体推進剤エンジン(P120C、ゼフィーロ40、ゼフィーロ9)を搭載している。最上段は再点火可能な液体燃料エンジン「アティチュード・バーニア・アッパー・モジュール・プラス(AVUM+)」が搭載されている。ロケットの2段目と3段目はアヴィオ(Avio)が製造し、P120Cはアヴィオとアリアンスペースの合弁会社であるユーロプロプルション(Europropulsion)が開発している。
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出典: Spaceflight Now
