ヨーロッパの気候監視衛星2機、ベガ・Cロケットで打ち上げ成功
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)と欧州気象衛星機関(EUMETSAT)の戦略的な2つの地球観測衛星が、9月15日にフランス領ギアナのヨーロッパ宇宙港からイタリアのアヴィオ社製ベガ・Cロケットで打ち上げられた。この同時打ち上げは、ヨーロッパの地球観測プログラムにおける新たなマイルストーンとなる。
打ち上げは現地時間9月14日午後10時21分(日本時間9月15日午前3時21分)に実施され、フライト指定「VV30」として記録された。高さ34.8メートルのベガ・Cロケットの今回の打ち上げは、このロケットとしては8度目の飛行であり、2026年に入ってからは2度目となる。
搭載された2つのミッション
今回のペイロードは、植物の健康状態を監視するフルオレッセンス・エクスプローラ(FLEX)と、海洋・大気監視衛星コペルニクス・センチネル3C(Copernicus Sentinel-3C)の2機である。FLEXはESAが、センチネル3CはEUMETSATが管理する衛星で、異なる気候・環境観測の役割を担う。
アヴィオが確実な打ち上げ実績を実証
アヴィオのCEOであるジュリオ・ランゾ氏は打ち上げ後のステートメントで、「本日の成功により、ベガ・Cの信頼できる打ち上げサービスオペレーターとしてのアヴィオの立場が確認された。ロケットは完璧に性能を発揮し、ヨーロッパの戦略的な2機の衛星を軌道に投入した。これらの衛星は、環境変化と気候変動の課題に対応するうえで、宇宙技術がいかに不可欠であるかを示す存在だ」とコメントしている。
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出典: Spaceflight Now
