SpaceX、ヴァンデンバーグからStarlink27機を打ち上げ

Falcon 9ロケットの第1段ブースターB1063が、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地(Vandenberg Space Force Base)から太平洋上空へ姿を消したのは、9月2日の早朝だった。日本時間の午前4時42分(米国東部夏時間4時42分、協定世界時8時42分)のことで、SpaceXにとって今年104回目の軌道打ち上げとなり、Starlinkミッションとしては2026年79番目の飛行だった。

ロケットは打ち上げ直後、バハ・カリフォルニア沖の太平洋に浮かぶ無人船「Of Course I Still Love You」へ向けて南東方向の軌道に進んだ。第2段との分離後、第1段ブースターは同船への着陸に成功した。このB1063は、すでに35回目の飛行を経ており、SpaceXの再利用可能なロケット技術の実績を物語っている。打ち上げからおよそ1時間後、Falcon 9の上段から27機のStarlink V2 Mini衛星の軌道投入が確認された。

西海岸での集中戦略

SpaceXがStarlink打ち上げ業務を西海岸に集約させている背景には、フロリダ州ケープ・カナベラル(Cape Canaveral)での大型プロジェクトがある。同社は東海岸でのStarship宇宙船の初デビュー準備に経営資源を集中させており、その間、相対的に小型のStarlink衛星群の打ち上げはヴァンデンバーグへシフトさせている戦略と考えられる。このアプローチにより、複数の打ち上げ施設を効率的に運用しながら、野心的な次世代プログラムに注力する体制が整えられた。

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出典: Spaceflight Now