SpaceXが38分半の連続打ち上げを達成、ファルコン9ロケット連射で記録更新

ファルコン9ロケット(Falcon 9)の連続打ち上げまでの時間が38分30秒に短縮された。2026年8月16日土曜夜、SpaceXはグローバルスター(Globalstar)向けの衛星打ち上げとアメリカ宇宙軍(U.S. Space Force)のミッションを次々と実行し、この新記録を樹立した。

グローバルスター向け衛星8機を低軌道へ

最初の打ち上げは、グローバルスターの低軌道衛星コンステレーション補充の一環として8機の衛星を軌道に投入するミッションだった。ケープカナベラル宇宙軍基地(Cape Canaveral Space Force Station)のスペースローンチコンプレックス40(Space Launch Complex 40)から現地時間8月15日午後9時12分(UTC 0112)に発射された。

このミッションで使用されたファルコン9の第一段ロケットはB1090という機体記号を持ち、今回で14回目の飛行だった。打ち上げからおよそ8分後、ロケットはランディングゾーン40(Landing Zone 40)で逆噴射着陸に成功した。このランディングゾーンは発射台に隣接した施設である。今回の打ち上げはフロリダ州の宇宙海岸(Space Coast)からの今年52番目の軌道打ち上げとなった。

アメリカ宇宙軍の極秘ペイロードを搬送

第一段ロケットの上段が巡航段階(coast phase)に入っている間、SpaceXはカリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地(Vandenberg Space Force Base)でも別のファルコン9ロケットの発射準備を進めていた。この機体が運ぶのはアメリカ宇宙軍向けの極秘ペイロードで、ミッション名はUSSF-366とされている。

ペイロード自体の詳細は打ち上げ前には非公開とされていた。ただしアメリカ宇宙軍宇宙システムコマンド(USSF's Space Systems Command)の報道官によると、本ミッションは以前に受注した国防安全保障宇宙打ち上げ計画(National Security Space Launch)フェーズ3レーン1のタスク委託に基づいて実施されたという。

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出典: Spaceflight Now