SpaceXの主力ロケット、史上最多の37回目の飛行へ Starlink衛星配備ミッション

ファルコン9ロケットの第1段ブースターが、記録更新となる37回目の飛行を控えている。SpaceXは米国東部時間の8月26日未明、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地にあるSpace Launch Complex 40から発射する予定だ。このブースター(機体番号B1067)は2021年6月の就役以来、積み重ねてきた飛行回数で新たなマイルストーンを迎える。

発射予定時刻は米国東部夏時間(EDT)の午前5時33分で、世界協定時では0933 UTCにあたる。ロケットはパッドを離れた後、北東方向へ進む軌道へ向かう。45番目気象中隊は打ち上げウィンドウ中に好適な気象条件となる確率を90パーセントと予報している。打ち上げ天気官は積乱雲と砧雲からの干渉の可能性が小さいながら存在することに注視している。

低軌道星座を拡張し続けるStarlink事業

今回のStarlink 10-49ミッションでは、インターネット衛星29基を打ち上げる。この配備により、同社の低軌道コンステレーションは11000機超の宇宙船で構成される規模へと近づく。ただし、このケープカナベラルからのStarlink打ち上げが、当面のあいだ最後になる可能性が高い。会社のスケジュール上、近い将来のインターネットサービス関連ミッションは見当たらない。

2026年のこれまでの期間、SpaceXはカリフォルニア州バンデンバーグ宇宙軍基地の西岸発射施設から44回のStarlink打ち上げを実施している。これは同年全体で実施予定の76回のミッション中の大部分を占める。ケープカナベラルの人員配置は、スターシップの準備態勢へとシフトしつつある状況が背景にある。

再利用ロケットの極限へ

B1067は就役から約5年にわたる運用期間を経て、今回の37回目飛行に臨む。打ち上げからおよそ8分30秒後に第1段が地上着陸する予定となっており、ロケット回収による経済性の追求が、SpaceXの商用宇宙輸送の中核戦略として定着していることが見て取れる。Spaceflight Nowは打ち上げの約1時間前から生中継を配信する予定だ。

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出典: Spaceflight Now