米Eoptic、2027年打ち上げの衛星搭載カメラ「DeepScan」を供給へ
多波長・複合モーダル撮像システムの開発企業Eoptic, Inc.は、戦略的な宇宙撮像イニシアティブを支援する認可サプライヤーとして選定されたことを発表した。同社のスペースシステムズ部門は大幅な拡大を迎えることになり、国家安全保障および宇宙ドメイン認識(SDA)ミッションへの先進的な センシング機能の提供における役割が強化される。初期段階として、複数のペイロードが2027年初頭に納入され、その直後に打ち上げられる予定だ。
小型衛星から大型衛星まで対応する汎用ペイロード
DeepScan(ディープスキャン)は、ミッション柔軟性を備えた小型でモジュール構成の宇宙撮像ペイロードのファミリーである。高度な分光機能をCubeSatからESPA級の宇宙機に搭載可能なサイズで実現し、ミッション内容に応じた構成が可能だ。宇宙ドメイン認識、高解像度地球観測、ミサイルの追跡・警戒といった複数の用途に対応できるオプションが用意されている。衛星コンステレーション展開に必要な小型化、軽量化、電力消費、コストのバランスが確立された製品として設計されており、ミッション要件の発生から打ち上げまでの期間を数年単位ではなく数ヶ月に短縮できる点が強みだ。
2027年から本格運用へ
Eoptic, Inc.のCEO、Pano Spiliotis氏は「DeepScan撮像ペイロードの供給が決定したことは、チームにとって意義深いマイルストーンであり、これまで投じてきた技術開発の努力が報われた」とコメントしている。同社は最も厳しい環境でも性能を発揮するスケーラブルな撮像ソリューションの開発に注力してきたという。2027年の打ち上げ開始と2028年の生産拡大を控え、DeepScanとスペースシステムズ部門は新たな段階を迎える。拡大型衛星コンステレーション(PLEO)アーキテクチャが要求する速度とスケールを、現在および将来のパートナー企業に提供していく構えだ。Eoptic, Inc.はロチェスター(ニューヨーク州)に本拠を置き、政府、防衛、商用市場の幅広い顧客に対して防衛、宇宙、産業、医療分野の高度な画像・光学システムを供給している。
出典: SpaceNews
