SpaceXがFalcon 9の700回目の打ち上げを達成、10月を締めくくる
カリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地から10月30日夜間に打ち上げられたStarlink 15-18ミッションは、SpaceXにとって歴史的な区切りとなった。このミッションはFalcon 9ロケットの通算700回目の打ち上げである。
Starlink 15-18ミッションは太平洋岸時間の午後9時04分(東部標準時10月31日午前12時04分)にスペースローンチコンプレックス4イースト(SLC-4E)から打ち上げられた。ロケットはパッドを離れると南東方向へ飛行。搭載されるのは27基の広帯域インターネット衛星で、低軌道(低地球軌道)に展開予定である。
18回目の飛行を重ねた第1段ブースター
今回のミッションに使用されたのは、尾部番号1093の第1段ブースター(B1093)だった。このブースターはTransporter-16をはじめ、宇宙開発局(Space Development Agency)向け2ミッション、Starlink衛星14バッチの打ち上げに続く、通算18回目の飛行だった。
打ち上げから約8分30秒後、B1093はパシフィック上に配置された無人船「Of Course I Still Love You」に着陸成功。この無人船への着陸は231回目となり、Falconブースター着陸全体としては675回目の成功だった。
10月11番目の軌道打ち上げ
Starlink 15-18ミッションはハロウィーン直前の10月31日未明となったが、10月としてはSpaceXの11回目で最後の軌道打ち上げである。1暦月の打ち上げ回数として、他のロケット打ち上げ業者を大きく上回る実績だ。同時にSpaceXはFalconプログラムを段階的に縮小する一方で、Starshipへの力の注力を進めており、この方針転換を反映した運用状況ともいえる。
出典: Spaceflight Now
