トルコが月周回ミッションを2027年に実現へ、SpaceX Falcon 9で打ち上げ予定
国旗に月を描くトルコが、来年の月探査に向けて動き出した。トルコ初の月ミッションとなる初次トルコ月ミッション(TLM-1)は、SpaceXのFalcon 9ロケットで4月から6月の間に打ち上げられる予定で、ミッションマネージャーは4月の打ち上げを目指している。これが成功すれば、トルコは中国、欧州宇宙機関(ESA)、インド、イスラエル、日本、ロシア、韓国、アメリカに続き、月周辺での運用ペイロードを操作する9番目の主権国家(または国家連合)となる。
二段階の月開発構想
トルコの月探査計画は単発ではなく、複数のミッションから構成されている。予定されている二つのミッション・シリーズは周回機と着陸機を含むもので、TLM-1がその第一段階となる。一方、TLM-2の打ち上げロケットは現在のところ未定である。
国家的念願を実現する意義
プロジェクトマネージャーのブラク・ヤールオール博士は、月の中旬に開催された国際宇宙会議(IAC)で、ミッションの目標と打ち上げ準備状況について説明を行った。同博士は発表の中で、「国旗に月があるという国として、月へ行くことは非常に、非常に、非常に長い夢であり、だからこそ自らの能力で月に向かうことは非常に大きな国家的意味を持つ」と述べた。また月は地球にとって太陽系へのゲートウェイであり、惑星間ミッションや深宇宙探査のハブとして議論される可能性があると指摘している。
関連動画
出典: Spaceflight Now
