SpaceXが3連続打ち上げ成功、Starshipが初の低軌道到達—宇宙開発は加速局面へ

SpaceXは10月2日の週に相次ぐ打ち上げを成功させた。最大の話題は月曜朝に実施したStarshipロケットの14回目の飛行で、初めて低地球軌道(LEO)への到達を実現したことだ。これまでStarshipは軌道高度の99%まで到達していたものの、巨大ロケットが宇宙空間に取り残されるリスクから最終段階での燃焼を中止していた。

今回の飛行で技術的な突破口が開かれた意味は大きい。特に注目すべきは、Starlink衛星ネットワークの次世代機「Starlink V3」の第1陣26基が同じ飛行で初めて成功裏に展開されたことである。この成功は、Starlinkの大規模な成長ポテンシャルを一気に解き放つ契機となった。

Rocket Labが過去最大の20機打ち上げ契約を受注

一方、小型ロケット企業のRocket Labは大型案件を獲得した。日本の合成開口レーダ(SAR)衛星企業Synspectiveと、20機の打ち上げサービス契約を新たに締結した。これはRocket Labの単一契約としては過去最大規模だ。

SynspectiveはこれまでRocket Labの小型ロケット「Electron」で打ち上げたStriX衛星13機を軌道に乗せており、2020年以降、同社を主要顧客として重ねてきた。最新の打ち上げは9月25日に実施されている。今回の新規契約により、Synspectiveが予約する総打ち上げ数は既に実施した13機を含めて47機に達することになった。

Rocket Labの創業者兼CEOピーター・ベック氏は声明で、「20機もの打ち上げを一度に契約することは、Electronロケットはもちろん、当社が実現する打ち上げ頻度、ミッション信頼性、そして軌道精度への強い信頼を示している」とコメントした。

ケネディ宇宙センターからCrew-13が打ち上げ

スペースフォース・ケープカナベラル宇宙基地(フロリダ州)からは木曜日、Falcon 9ロケットとDragon宇宙船でCrew-13ミッションが国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて飛び立った。スペース・ローンチ・コンプレックス40からの打ち上げ時刻は東部夏時間午前11時10分。9分後には軌道上に到達し、同日夜のISS接近を目指して進行した。

4人の搭乗員のうち、司令官のジェシカ・ワトキンス宇宙飛行士は宇宙へのミッション指揮を担当する初の黒人女性となった。クルーメンバーのカナダ人宇宙飛行士ジョシュア・クトリク氏は、妻との間に今年中に3番目の子どもが誕生する予定の中での飛行である。

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出典: Ars Technica Science