SpaceX、スターシップ初軌道飛行に向けてスーパーヘビーブースターを発射台に配置

スペースXは9月20日の深夜、テキサス州スターベースの発射台2号にスーパーヘビーブースター(機体番号B21)を配置した。9月28日以降の予定されている初の軌道飛行を目指すスターシップ・フライト14の打ち上げに向け、最終的な連邦航空局(FAA)の承認を待つ段階に入った。

ブースターは現地時間9月20日深夜直前に組立棟を出発し、約2時間後に発射台のマウント上に設置された。ステンレス鋼製のこのブースターは高さ236フィート(72メートル)、直径9メートル(29.5フィート)の巨大な構造体である。比較対象として、ファルコン9ロケットの直径は3.7メートル(12フィート)に過ぎない。

圧倒的なスケールを物語る構造

スーパーヘビーブースターの規模の大きさは、極めてユニークな設計に現れている。ブースターの液体酸素タンク中央を下降してラプターエンジンへメタン燃料を送る下降管は、ファルコン9ロケット全体とほぼ同じサイズという。この数字は、スターシップシステムがいかに従来のロケットを超える規模で設計されているかを象徴している。

統合試験の実施予定は未発表

機体番号S41のスターシップ上段が発射台に運ばれるまでには、あと数日必要とみられる。9月20日朝の時点で、スターベース市内の道路閉鎖公告がまだ発表されていないことから判断される。

スペースXは、ロケット全体が組み立てられた後に液体ロケット燃料を充填する統合湿式ドレスリハーサル試験を実施するかどうかについて、公式には発表していない。打ち上げ目標は9月28日午前7時15分(中部夏時間、協定世界時では1215UTC)とされており、これはFAAからの最終承認を条件としている。

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出典: Spaceflight Now