NEO Surveyor のサンシェード、検査段階へ進む

NASAの近地球天体探査機「NEO Surveyor」の大型サンシェード(日除け)がコロラド州ボルダーのBAEシステムズ・スペース・ミッション・システムズの無塵室で検査を受けている。2026年7月に撮影された画像には、組立リングに取り付けられたサンシェードの全体像が記録されており、このミッションの進捗状況を物語っている。

独特な二枚構造と864個の太陽電池

NEO Surveyor のサンシェードは高さ20フィート(6メートル)、基部の幅8フィート(2.4メートル)という大がかりな構造体だ。特筆すべきは、23.5度の角度で接合された二枚の平板パネル上に、864個の相互接続された太陽電池が搭載されていることである。この独特な配置により、最大2キロワットの電力を生成する能力を備えている。生み出される電力は、探査機に搭載されたバッテリーの充電に充てられ、機体全体のシステムを駆動させるために欠かせない。

複数の工程を経た製造と試験

サンシェード構造体はカリフォルニア州ストックトンのApplied Aeroespaceが製造し、ニューメキシコ州アルバカーキのSolAero Technologiesが2026年1月に太陽電池を装着した。その後、カリフォルニア州エルセグンドの民間企業の熱真空試験施設で環境試験が3月に完了。予定を前倒しして5月にバエシステムズに納入された。これまでの試験と検査を通じて、NEO Surveyor が宇宙空間で発見困難な小惑星と彗星の捜索に向けて着実に準備を整えつつある。

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出典: NASA Breaking News