AnySignalが衛星通信システムを提供、Reflect Orbitalの複数ミッション向けに
ソフトウェア定義無線と宇宙ネットワーク基盤の開発企業AnySignalは、Reflect Orbitalとの契約を発表した。同社初号機を含む3機の衛星ミッションに向けて、宇宙から地上への通信システム一式を納入する。このパートナーシップは、衛星側の無線ハードウェアとグラウンドネットワークを統合した、エンドツーエンドの通信ソリューションを実現するものだ。
衛星搭載機器で複数機能を統合
Reflect Orbitalの衛星は、AnySignalのUSX(マルチバンド対応のソフトウェア定義無線機)を搭載する。従来、衛星では高速なペイロード信号の下り回線と、テレメトリ・追跡・コマンド機能(TT&C)に別々の無線機が必要だった。USXはこれらの機能を単一のハードウェアモジュールに集約し、衛星バスの質量とケーブル配線の削減を実現する。
グラウンドネットワークの統一インターフェース
地上運用では、AnySignalのAnyLinkソフトウェアを導入する。複数の地上局サービス提供企業(GSaaS)へのアクセスを一つのアーキテクチャで統合するインターフェースとして機能し、Reflect Orbitalは異なるサードパーティ製ネットワークに単一の窓口からアクセス可能になる。
AnySignalのCEO兼共同創業者John Malsburyは、「AnySignalの電磁スペクトラム向けオペレーティングシステムは、無線ハードウェアとグラウンドネットワークの技術的課題を解決する。これにより、Reflect Orbitalのような革新的な顧客は本来の衛星開発に注力できる」とコメントしている。Reflect OrbitalのCEO兼共同創業者Ben Nowackは、エンドツーエンドの通信ソリューションにより初期運用のリスク軽減が実現できたと述べた。
出典: SpaceNews
