SpaceXが700回目のロケット打ち上げを達成、SESの最終衛星軌道投入
SpaceXは9月13日、フロリダから700番目となるFalconロケットを打ち上げた。日曜午後の打ち上げは長年の商用顧客であるSESのための衛星を運んだもので、この700回という数字は687機のFalcon 9と13機のFalcon Heavyからなる。
ケープ・カナベラル宇宙軍基地のSpace Launch Complex 40(SLC-40)から東部夏時間午後2時49分(協定世界時1849時)に離昇した。搭載されたのはBoeing製の衛星F11、F12、F13の3機で、O3b mPOWER-Fミッションは中軌道(MEO)への投入を目指す。これらは衛星群O3b mPOWERコンステレーションに追加される最終3機だ。
厳しい気象条件の中での打ち上げ判断
打ち上げウィンドウの初期時点で、45th Weather Squadronは60%の気象許容確度を予報していた。しかし気象官たちはウィンドウ終盤に向かって許容確度が40%まで低下することを指摘している。
打ち上げ前日朝の気象モデルでは、日曜午後の主要打ち上げウィンドウ前には進行流が軽微である一方、より明確な洋上成分を持つようになると示唆されていた。高解像度モデルは、東海岸の海風発達を打ち上げウィンドウ開始直前かその時点までに遅延させるに足りると提示している。宇宙基地上空に海風が流入した場合、ウィンドウ初期には降雨と嵐がその直近域で急速に発達するリスクがあると気象士は記録している。
700打ち上げの歴史的意義
この700回の達成は、SpaceXが商用打ち上げサービスで記録してきた実績の集約である。SESは同社最古の商用顧客の位置づけであり、O3b mPOWERコンステレーションの完成はこれまでの協力体制の一つの区切りを示す。
出典: Spaceflight Now
