中国民間企業が初めて軌道級ロケットの第1段階を陸上回収——LandSpaceが再利用実証で新段階へ
中国の民間宇宙企業LandSpaceが8月19日、自社のZhuQue-3(朱雀-3、ZQ-3)ロケットの第1段階ブースターの陸上回収に成功し、中国の商業宇宙開発における再利用技術の競争で重要な一歩を記した。
同社によると、この成功は「中国初となる、ランディングレグ(着陸脚)を用いた軌道級打ち上げ機の第1段階の回収実証」であり、「陸上でのブースター回収も初めての成功事例」だという。ZhuQue-3の開発において、技術実証・検証フェーズから実用化フェーズへの移行を象徴するテスト飛行となった。
北西部から打ち上げ、約8分後に着陸
ZhuQue-3は現地時間8月19日午前7時35分(米国東部時間では8月18日午後7時35分)、中国北西部の東風商業宇宙革新試験ゾーンから打ち上げられた。これは同ロケットの2番目の飛行試験である。
打ち上げから2分以上経過して段間分離が行われた後、ブースターは甘粛省民勤県の指定された着陸区域を目指して姿勢制御を開始。打ち上げからおよそ8分後、着陸に成功した。ただし、ソーシャルメディアで共有された映像には、着陸後、機体の後部セクションで火災が発生する様子が映っていた。
高さ76.6メートルの大型ロケット
ZhuQue-3の全高は76.6メートルに達する大型ロケットである。今回の成功により、中国の商業企業として初めて軌道級ロケットの第1段階を回収したLandSpaceは、国際的な再利用ロケット開発の競争において、急速に存在感を強めている。
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出典: Spaceflight Now
