SpaceXが米宇宙軍向けの衛星打ち上げを中止 原因は明かされず
SpaceXは2026年10月5日(現地時間・月曜)、米宇宙軍の宇宙開発局(Space Development Agency:SDA)向けのデータ衛星21機を搭載したロケットの打ち上げを、カウントダウンの最終段階で中止した。ロケットが自動始動シーケンスに移行する直前の中止であった。SpaceXは中止の理由を明かしていない。
翌10月6日(火曜)の打ち上げ機会も放棄されたため、次の打ち上げ日程は未定となっている。
米軍の衛星ネットワーク構築の一環
今回の計画名は「Tranche 1 Transport Layer A(T1TL-A)」で、SDAのために低軌道への衛星打ち上げを行う4番目のミッションだ。これらの衛星は「Proliferated Warfighter Space Architecture(PWSA)」と呼ばれる広域衛星網の構成要素となり、米軍とその同盟国が衛星ベースの能力を活用するための基盤を形成する。ミサイルの追跡や安全な通信などが、このネットワークを通じて実現される。
再利用ロケットの6回目の飛行を予定
打ち上げにはFalcon 9の第1段ブースター「B1103」が使用される予定だった。このブースターはSDAのT1TL-E、NROL-179、そしてStarlink衛星3段バッチの打ち上げに続く6回目の飛行となるはずであった。SpaceXは打ち上げ後7.5分以内にB1103をLanding Zone 4に着陸させる計画であった。
関連動画
出典: Spaceflight Now
