マーシャル宇宙飛行センターの新長官にスティーブン・キャッシュが就任
NASA長官ジャレッド・アイサックマンは、スティーブン・キャッシュをアラバマ州ハンツビルのマーシャル宇宙飛行センター長に任命した。任期は10月19日月曜日から開始される。キャッシュはNASAのベテラン技術者かつ航空宇宙業界の経営幹部で、40年以上前にキャリアをスタートさせたマーシャルセンターへの帰還となる。
推進力技術の中核センターを率いるキャッシュの経歴
アイサックマンは任命発表で、マーシャルセンターの歴史的な貢献に言及した。「マーシャルがNASAのミッションに果たしてきた役割は歴史的であり、推進力技術における卓越性の中心地である理由は疑いようがない」と述べている。
キャッシュについて、アイサックマンは「スティーブはマーシャル・レジェンドであり、ハードウェアと人材の周辺で職務を続けてきた。有人宇宙飛行が綱渡りのような状況にある中での意思決定経験も持つ」と評価した。キャッシュは過去にセンター長職を務めた経験がある人物である。
アルテミスと新たな課題への対応
マーシャルセンターは今後、アルテミス・ミッションで重要な役割を継続しながら、先進推進技術、原子力電源、太陽系深部へ人類を運ぶシステムといった新たな課題に取り組むことになる。アイサックマンは「スティーブは、このセンターを次の章へ導くために必要な経験、技術的判断、ミッションフォーカスをもたらす」と述べた。
NASA副長官兼主任技術者のアミット・クシャトリヤは、リーダーシップの資質についてコメントした。「NASAのセンターを率いるには、その職員と職員に委ねられた技術的能力へのコミットメントが必要である。スティーブはマーシャルの真の財宝は職員にあることを理解しており、設計、製造、試験、実地経験を通じた学習の機会を才能ある人材に与えることで、エンジニアリング上の卓越性が維持される」と述べている。
なお、遷移期間中のマーシャルセンターの指揮をとってきたレイ・アン・メイヤーの貢献に対しても感謝の意が示された。
