太陽電池パネルの刷新で国際宇宙ステーションの電力を強化

地球上空250マイルを周回する国際宇宙ステーションにとって、太陽は欠かせないエネルギー源だ。太陽光発電は生命維持システムや日々の活動を支えるとともに、地球の生活改善と深宇宙探査への人類進出に向けた数百の研究調査に電力を供給している。

NASAは過去5年間にわたり、次世代の国際宇宙ステーション・ロールアウト・ソーラーアレイ(IROSA)を導入することで、ステーションの発電能力と電力配分能力を増強してきた。軽量でコンパクトな設計のこの太陽電池パネルは、打ち上げ時は円筒形の状態で搭載され、設置後にヨガマットのように展開する仕組みだ。独自の自動展開システムを備えており、軌道上でのロールアウト時のリスクを最小化する。

既存パネルより半分小さく、発電量は大幅アップ

Redwireが設計・製造・試験を担当し、Boeingとの契約下でIROSAが開発された。このパネルは従来のステーション用太陽電池の約半分のサイズながら、約28キロワットの追加電力を生み出す能力を備えている。

実績を重ねた革新技術

この技術の有効性は、2017年に国際宇宙ステーション上で実施された技術実証ミッションで確認済みだ。最初の2基のIROSAは、SpaceXドラゴンの貨物室に搭載され、同社の22次商業補給ミッションを通じて軌道上の実験施設へ運ばれた。軽量設計により打ち上げ時の質量と容積が削減される利点も、このシステムの大きな特徴となっている。

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出典: NASA Breaking News