水星到着を記念、BepiColomboへの「ウェルカムメッセージ」コンテスト開催——ダルムシュタットで現地イベント

8年間の航海を経て、水星軌道投入段階に入ったBepiColomboミッションを祝うため、欧州宇宙機関(ESA)が創作コンテストを開催している。参加者は絵画、歌、詩、その他いかなる芸術形式でもよい「ウェルカムメッセージ」を製作し、グラフィック・ビデオとして社会メディアに投稿することで、ドイツ・ダルムシュタットのESA宇宙運用センターで開かれる現地イベントへの招待を獲得するチャンスを得られる。

BepiColomboはESAの水星惑星軌道投入機(MPO、愛称「ベピ」)と日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星磁気圏軌道投入機(Mio)、そしてこれらの機体の推進と舵取りを担当したロボット支援機械の水星輸送モジュール(MTM)から構成されている。この三体は現在まで、地球1回、金星2回、水星6回の計9回の惑星フライバイを含む複雑な航行経路を通過してきた。

軌道投入から分離まで、今後数カ月の重要段階

水星への到着は単純ではない。今月初旬、本ミッションは複数の重大な段階を開始した。9月3日にはMTMがMPOとMioを放出し、その役割を終えた。11月21日には、依然として結合状態にあるMPOとMioが水星の重力により捕捉される。12月9日から10日にかけ、両軌道投入機は分離する。Mioは本段階ですでに科学活動用の軌道に入る。そして2027年3月19日、MPOも最終的な科学活動軌道に到達する予定である。12月9日から10日の機体分離がBepiColomboの水星到着を公式に示す瞬間となる。

コンテスト応募方法と受賞特典

コンテストの応募期限は2026年10月25日(中央ヨーロッパ時間・深夜まで)である。参加者はハッシュタグ「#WelcomeToMercury」を付けて自身の創作をソーシャルメディアに公開し、BepiColomboミッションの意義や好きな点を共有する必要がある。その後、応募フォームに投稿のURLを入力して登録する。応募フォーム内で個人情報方針への同意を確認することが受賞対象となる条件である。

12月9日のイベントは現地時間22時に開始され、深夜を過ぎるまで続く予定。参加者はBepiColomboチームのメンバーと交流し、機体分離後に宇宙機から最初の信号受信を受ける緊迫の瞬間を体験できる。受賞者は優勝者1名と最大9名の次点受賞者に分けられ、次点者にはESA関連の小品ギフトバッグが配送される。優勝者の詳細な賞内容は記事の本文抜粋では明示されていない。応募資格はESA加盟国、協力国、準加盟国の18歳以上の居住者で、ESA職員及びその関係者は除外される。家族やグループでの応募も認められるが、投稿者本人は18歳以上である必要がある。

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出典: ESA Space Science