火星探査機キュリオシティ、14年の運用で未知の地形を発見

火星の表面で14年間の運用を続けるNASAの探査機キュリオシティが、これまで観測したことのない奇妙な地形を新たに発見した。2026年8月19日(火星時間で第4989火星日)、キュリオシティが搭載するマーズ・ハンド・レンズ・イマジャー(MAHLI)で撮影された画像には、岩盤の表面に点在する浅く広い落ち込みが映っている。こうした地形は過去の観測では類例がないという。

次々と現れる謎の穴

作業領域として調査していた2つの地点で、同様の浅い落ち込み(ピット)が複数発見された。画像に映った個別の落ち込みの直径は約1センチメートル程度。これらの地形がどのようなプロセスで形成されたのかは、現段階では明確には判明していない。

撮影技術が活躍

MAHLIはキュリオシティの腕の先端に装備された観測機器で、異なるピント位置で同一対象の複数画像を撮影し、それらを合成することで、可能な限り多くの特徴を焦点内に捉えた単一画像を作成する機能を持つ。この撮影は2026年8月21日(地球時間)に計画された観測として実施され、米国東部標準時で07時59分21秒に撮像データが取得された。火星表面での長期探査にもかかわらず、キュリオシティの観測手法は今なお新しい発見をもたらし続けている。

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出典: NASA Breaking News