土星の南極を囲む「10角形」の大気波をハッブル宇宙望遠鏡が追跡
NASAのハッブル宇宙望遠鏡が、土星の南極周辺で10角形をした大気波を新たに発見した。最近の観測画像には、ガス惑星である土星とその南極の様子が捉えられており、この異例の気象現象が複数の大気層に貫通していることが判明している。
土星南極の複雑な大気構造
発見された10角形の波(デカゴン)は、単に表面的な現象ではなく、土星の大気の奥深くまで存在することが確認された。ハッブル宇宙望遠鏡による観測から、この構造が複数の大気層に及んでいるという。土星を始めとする木星型惑星の大気は、数多くの縞模様や渦巻き構造を示すことが知られているが、今回の10角形という明確な幾何学的パターンは興味深い発見である。
国際研究チームによる解明
この観測結果は、NASA、欧州宇宙機関(ESA)、宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)のほか、バスク国立大学(UPV)のアグスティン・サンチェス・ラベガ、NASAゴダード宇宙飛行センター(NASA-GSFC)のエイミー・サイモン、カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)のマイケル・ウォンらの研究チームによるもの。ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた画像をアリッサ・パガンが画像処理を行い、今回の成果がもたらされている。
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