月への帰還加速化へ、NASAが10月に方針発表 アルテミス計画の進捗を報告
アルテミスII(Artemis II)乗組員が月の裏側を通過する際に撮影した地球の画像が、NASAから公開された。2026年4月6日に撮られたこの写真には、月の縁(ルナーリンブ)に沈む三日月状の地球が映っている。NASAはこうした着実な進展を背景に、月面への宇宙飛行士帰還計画の加速化について、10月下旬にケネディ宇宙センターで説明する予定だ。
2028年月面到達に向けた詳細情報を発表
NASAは10月23日午後2時(米国東部時間)にフロリダ州のケネディ宇宙センターで記者会見を開く。NASA長官ジャレッド・アイザックマン(Jared Isaacman)、NASA副長官アミット・クシャトリア(Amit Kshatriya)、アルテミス計画マネージャーのジェレミー・パーソンズ(Jeremy Parsons)が出席する。
会見ではアルテミスIIIミッション(Artemis III mission)の詳細が明かされる予定。このミッションでは、4人の宇宙飛行士が翌年(2027年)に低軌道上(low Earth orbit)でテストを実施し、将来の月面着陸に必要な重要システムの検証を行う。2028年までにアメリカの宇宙飛行士を月面に帰還させるという目標達成に向けた進捗状況も報告される。
革新と探査の黄金期での月面活動拡大
NASAはアルテミス計画の位置づけを「革新と探査の黄金期」における重要な取り組みと捉えている。月の南極周辺での段階的に難度を高めたミッションを展開することで、月の未開拓領域をこれまで以上に詳しく調査する計画だ。
会見への参加希望者のうち、米国メディアは10月16日正午までにオンラインで申し込む必要がある。遠隔での取材質問を希望する場合は、会見開始1時間前までにケネディ宇宙センターのニュースルーム(ksc-newsroom@mail.nasa.gov)へ電話番号リクエストを送付することとされている。
