遠赤外線で宇宙を透視するNASAの新型宇宙望遠鏡PRIMA、2033年打ち上げに向け選定

NASAが2026年9月に選定した新しい赤外線宇宙望遠鏡「PRIMA」(遠赤外線天体物理学ミッション用プローブ)が、宇宙天文学の観測手法を大きく変える可能性を秘めている。PRIMAは、塵に厚く覆われた宇宙の天体を観測できる遠赤外線領域に特化した設計だ。

新しいミッションクラスの第一号機

PRIMAはNASAの長年続く探査機計画(Explorers Program)の傘下で、「プローブ・エクスプローラー」という新しいカテゴリーに属する初めてのミッションとなる。このアーティスト・コンセプト画像はNASAジェット推進研究所(JPL)とカリフォルニア工科大学(Caltech)によって作成されており、提案段階の設計が視覚化されている。

塵の向こう側にある謎を解き明かす

遠赤外線観測によって、PRIMAが明かせることは多岐にわたる。惑星、恒星、ブラックホールの形成過程を研究できるほか、地球の水がどのようにして存在するようになったのかという根本的な謎にも迫る観測が期待されている。厚い塵に隠された天体を透視する能力が、これまでアクセスできなかった宇宙現象の理解を広げるのだ。

打ち上げが実現すれば、2033年の投入後、5年間の計画ミッションが予定されている。

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出典: NASA Breaking News