サンマリノがアルテミス協約に署名――月への国際的な協力体制が拡大
イタリア北部のリミニで9月25日、小国サンマリノが宇宙探査の国際協力枠組み「アルテミス協約」に署名する式典が開催された。同国は同協約の76番目の署名国となった。
式典にはNASAのヨーロッパ地域代表グレゴリー・マン氏とフィレンツェの米国総領事ジョセフ・トルデッラ氏が立ち会った。サンマリノ側では産業・技術研究大臣ロッサーノ・ファッブリ氏が署名を行った。
月面基地構想と各国の参加
NASA副長官マット・アンダーソン氏は式典で、「サンマリノは宇宙の平和的で透明性のある責任ある探査に取り組む、同じ志を持つ国々の連合に加わった」とコメントした。
米国ではトランプ大統領がNASAに月面基地の構築と月面への持続的な人的活動の確立を指示している。アンダーソン氏は、この月への帰還計画の実施に際してアルテミス協約の原則を実践していると述べた。
NASA側は全ての署名国に対して、科学ペイロード、技術実証、小型衛星(CubeSats)およびその他の機能を通じた月への帰還への参加を呼びかけている。サンマリノはすでにこうした将来に向けて動き始めているとアンダーソン氏は指摘した。
サンマリノ側の応答
ファッブリ産業・技術研究大臣は、「サンマリノがアルテミス協約の76番目の署名国として歓迎されたことを喜びと名誉と感じる」と述べた。同国はアルテミス協約が表現する原則と価値観を完全に共有していると強調した。
関連動画