NASA深宇宙通信網に新型アンテナ、ゴールドストーン施設で運用開始

カリフォルニア州バーストウ近郊のゴールドストーン複合施設に、NASAの深宇宙通信網(Deep Space Network:DSN)の新しいアンテナが完成した。直径34メートルのマルチ周波数ビームウェーブガイドアンテナ「DSS-23(深宇宙通信局23)」で、2026年8月25日に完成式典が開催された。

宇宙探査機通信の能力を大幅強化

DSS-23は複数の無線周波数で動作する多用途アンテナとして設計されている。異なる周波数帯で運用する多くのミッションに対応することで、遠く離れた宇宙探査機の追跡、コマンド送信、科学データの受信といった深宇宙通信網の基本機能を今後数十年にわたって支えることになる。

長期的な網整備プロジェクトの成果

DSS-23は、2009年に開始された深宇宙通信網口径拡張プロジェクト(Aperture Enhancement Project)の一環として追加されたアンテナだ。このプロジェクトでは、34メートルのマルチ周波数ビームウェーブガイドアンテナ6基を新たに設置する計画で進められている。深宇宙通信網はNASAのジェット推進研究所(JPL)が管理しており、カリフォルニア工科大学の一部門として、NASA本部の宇宙通信・航法プログラム(Space Communications and Navigation:SCaN)の下で運用されている。

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出典: NASA Breaking News