人類の最遠到達距離を更新した宇宙飛行士4名が最高勲章を受章
ドナルド・トランプ大統領は2026年8月28日、NASA傘下のジョンソン宇宙センター(テキサス州ヒューストン)で、アルテミスII(Artemis II)ミッションの乗組員に対して議会宇宙勲章(Congressional Space Medal of Honor)を授与した。受章者はNASAの宇宙飛行士であるリード・ワイズマン、ビクター・グローバー、クリスティーナ・コック、およびカナダ宇宙庁(CSA)の宇宙飛行士ジェレミー・ハンセンの4名である。2023年以来となる同勲章の授与式となった。
人類史上最も遠い軌道飛行
アルテミスIIミッションは4月1日に打ち上げられ、4月10日に太平洋に安全に着水した。乗組員はNASAのスペース・ローンチ・システム(SLS)ロケットに搭乗した初の宇宙飛行士となり、オライオン宇宙船(乗組員からは「インテグリティ」と命名)に乗ってミッションを遂行した。
記録的な飛行では、乗組員は地球から25万2756マイル(約40万6千キロメートル)の距離まで到達し、人類がこれまでに到達した最遠地点を更新した。この記録は1970年のアポロ13号の宇宙飛行士が樹立した従来記録を上回るものである。月面フライバイを含め、総飛行距離は69万5081マイル(約111万8千キロメートル)に達した。
大統領が讃える勇気と冒険心
トランプ大統領は式典で、4名の宇宙飛行士を「これまで誰も到達したことのない距離へと進む勇敢さと冒険心を持つ、4人の傑出した宇宙英雄」と述べ、その功績を称えた。議会宇宙勲章はアメリカにおける宇宙分野での最高栄誉であり、今回の受章はアルテミスIIの歴史的意義を改めて象徴するものとなった。
