ナンシー・グレース・ロマン宇宙望遠鏡、8月30日打ち上げへ NASA Amesが研究成果をメディア向けに解説
カリフォルニア州シリコンバレーのNASA Ames Research Centerは、ナンシー・グレース・ロマン宇宙望遠鏡(Roman Space Telescope)の打ち上げを控え、メディア向けの取材窓口を開設した。同望遠鏡は2026年8月30日日曜日にフロリダ州のNASAケネディ宇宙センターから打ち上げられる予定である。NASA Amesの専門家チームは8月26日水曜日(太平洋時間午前10時~午後1時)にかけて、ロマン望遠鏡の科学目標とNASA Amesの貢献についてのオンライン取材に応じるとしている。
ダークエネルギーから地球外生命探査まで
ロマン宇宙望遠鏡は、ダークエネルギー、系外惑星、宇宙構造の研究を支援する広視野で詳細な宇宙観測を実現する。特に注目されるのは、近くの恒星を周回する惑星を直接撮像する先端技術の実証である。これは、地球外生命探査におけるNASAの戦略的な一歩として位置づけられている。
NASA Amesが開発した画像処理技術と運用支援
ロマン望遠鏡の画像を向上させ、観測計画を最適化するための革新的なソフトウェアが、NASA Ames、メリーランド州グリーンベルトのNASA Goddard Space Flight Center、そしてカリフォルニア州パサデナのIPAC Caltechの協働により開発された。このソフトウェアにより、天文学者は光学および近赤外線波長での高解像度画像を拡大視野で捉えることが可能になる。
また、Multi-Star Wavefront Controlと呼ばれる技術は、複数星系からの重なった眩光を消去し、隠れた系外惑星を露出させるために設計されている。NASA Amesに本拠を置くNASA Advanced Supercomputing Divisionは、データパイプラインとミッション運用の経験を活かし、ロマン計画の信頼性の高い性能を保証するために助言を行っている。
