SpaceXがSDA向けデータ衛星21機を打ち上げ、米軍宇宙構想の第4陣を軌道投入

SpaceXがアメリカ宇宙軍の宇宙開発局(SDA)向けにデータ衛星21機を低軌道へ打ち上げる。打ち上げは2026年10月6日の早朝を予定しており、このミッション「Tranche 1 Transport Layer A(T1TL-A)」はSDAの本格衛星運用としては4番目となる。

米軍の宇宙構想を支える衛星群

今回投入される衛星群はノースロップ・グラマン製のトランシェ1トランスポートレイヤー衛星で、米軍とその同盟国が保有する軍事ネットワークの基盤を担う。これらは増殖型戦闘機宇宙アーキテクチャ(Proliferated Warfighter Space Architecture、PWSA)と呼ばれる大規模衛星群の一部で、ミサイル追跡や安全保障通信といった宇宙ベースの能力を提供する。

打ち上げはカリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地の宇宙ロケット発射施設4東(Space Launch Complex 4 East)から予定時刻1時17分(太平洋夏時間)に行われる。ファルコン9ロケットは南方向の軌道に向けて発射される予定だ。

再利用ブースターの6回目の飛行

今回のミッションに使用されるファルコン9の第1段ブースターはB1103で、これが6度目の飛行となる。このブースターはこれまでSDAの「T1TL-E」ミッション、「NROL-179」、そして3批のスターリンク衛星の打ち上げに利用されている。打ち上げから7分30秒以内にB1103をランディングゾーン4に着陸させる計画で、成功すればLZ-4への37度目の着陸となり、ファルコンブースター全体では668度目の着陸実績となる。

SpaceXは国家安全保障宇宙打ち上げ(National Security Space Launch、NSSL)Phase 2契約の一環として、SDA向けに23のミッションを受注している。

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出典: Spaceflight Now