アルテミス協定が76カ国へ拡大、宇宙開発の国際協力が急速に進展

アルバニア、クロアチア、コートジボワール、サンマリノの4カ国が新たにアルテミス協定(Artemis Accords)に署名し、参加国の総数が76に達した。NASAが2026年9月28日に発表したもので、この拡大はトランプ大統領の第2期政権開始以降、署名国の3分の1近くが参加したことを意味する。

ジャレッド・アイザックマンNASA長官は「この勢いは、平和的で責任ある探査への成長する約束と、宇宙の未来が主導の意思を持つ者たちによって形作られるという共通認識を反映している」とコメント。大統領がNASAに月面への米国人の帰還とその基盤の上での火星開発を指示する中、価値観を共有する国々の連携強化が進んでいると述べた。

世界の4割近くが宇宙協力へ参加

この急速な拡大は民間宇宙開発史上、最も急速な国際協力の拡張の一つとされている。現在、世界の国々の約40パーセント近くがNASAと協力して、透明性があり平和的で責任ある安全な宇宙探査の手法を構築している。

1967年に締結された宇宙条約(Outer Space Treaty)の署名国の約3分の2が、現在ではアルテミス協定にも署名しているという状況だ。これは、宇宙開発の国際規範がより強固に定着していることを示している。

組織化された国際協力の枠組みが確立

アルテミス協定は当初、少数の国々による非公式な連合として出発した。それが現在では、2024年に採択された「署名国の行動方法」(Signatories Group Method of Operations)に基づく大規模で体系的なコミュニティへと発展している。

この枠組みの下では、署名国グループが年2回の会合を開催する。技術的なワークショップと、国際宇宙会議(International Astronautical Congress)期間中の主要人物会議(Principals' Meeting)である。こうした定期的な対話の仕組みにより、宇宙開発における国際的な方針調整がより組織化されたものになった。

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出典: NASA Breaking News