ガンマ線天文台COSIの組立が進行、銀河系の高エネルギー現象を解明へ
UC バークレー校の技術者たちが2026年7月8日、ガンマ線検出器の組立作業を進めている。Compton Spectrometer and Imager(COSI)と呼ばれるこの装置は、検出器ボックスの上部に銀色の部品を4枚装着した構成で、これらのパネルは信号を伝える柔軟回路(フレックス回路)を覆う役割を担う。検出器から信号を読み出す電子回路への接続を保護する設計だ。
広視野で銀河系を観測するガンマ線望遠鏡
COSIは広い視野を持つガンマ線望遠鏡として機能する。銀河系およびその外部の高エネルギー現象を研究対象とし、物質と反物質の生成・消滅プロセス、および星の最終段階といった宇宙的スケールの現象の観測を目指している。これまでのガンマ線観測よりも包括的な視点から、エネルギッシュな天体現象にアプローチする計画である。
米欧の産学が結集した国際協力プロジェクト
本ミッションはカリフォルニア大学バークレー校宇宙科学研究所(Space Sciences Laboratory)とカリフォルニア大学サンディエゴ校、アメリカ海軍研究所、NASA ゴダード宇宙飛行センター、ノースロップ・グラマン、宇宙動力学研究所(Space Dynamics Laboratory)、イタリア宇宙局、および多数の研究機関による共同プロジェクトである。機器の物理的な組立段階を迎えた現在、国際的な連携体制のもとで開発が加速している段階にある。
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