アルテミス III クルーがケネディ宇宙センターで機体組立施設を視察
ソリッドロケットブースター(固体ロケットブースタ)の統合作業が進むフロリダ州のNASAケネディ宇宙センター。2026年9月2日(水)、ここで歴史的な光景が広がった。アルテミス III ミッションに参加する宇宙飛行士たちが、初めてそろって施設を訪れたのだ。
ランディ・ブレスニック(NASA宇宙飛行士)とルカ・パルミターノ(欧州宇宙機関〈ESA〉宇宙飛行士)が、ビークル・アセンブリー・ビルディング(Vehicle Assembly Building)内のハイベイ3(High Bay 3)で、ソリッドロケットブースターの統合状況を確認している写真がこの日の訪問を記録している。
クルー全員と予備宇宙飛行士が一堂に
この訪問には単なる見学以上の意味がある。ブレスニックのほか、アンドレ・ダグラス、フランク・ルビオ、ボブ・ハインズの各NASA宇宙飛行士を含むアルテミス III ミッションの全クルーと予備クルー隊員たちが参加した。機体組立の最前線を自分たちの目で確認することで、今後のミッション準備に向けた理解を深める狙いと考えられる。
低軌道での実証から月着陸へ
アルテミス III は、オリオン宇宙船(Orion spacecraft)に4名の宇宙飛行士を搭乗させて打ち上げられる予定だ。このミッションの目的は低軌道で一連の目標達成を通じ、将来の月着陸に不可欠な重要システムの実証を行うことにある。その実証成果は、後続するアルテミス IV 以降の月面着陸ミッション成功につながる基盤となる。
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