国際宇宙ステーション、太陽電池パネル更新の最終段階へ―10月29日と11月5日の船外活動で完了予定

国際宇宙ステーション(ISS)の大規模な太陽電池アップグレード事業が、あと2回の船外活動で完了を迎える。2021年に始まった5年以上にわたるプロジェクトの最終局面で、NASAのアニル・メノン宇宙飛行士(43歳)とカナダ宇宙庁のジョシュア・クトリック宇宙飛行士(44歳)が、10月29日午前8時(米国東部時間)にクエストエアロック(Quest airlock)を出発し、7番目のロールアウト太陽電池アレイ(IROSA)を設置・展開する予定だ。

劣化した既存パネルを補うコンパクト設計

IROSAは従来型より小型で高効率な太陽電池パネルで、軌道上で20年以上運用されてきた既存の太陽翼が劣化したことによる電力喪失を補うため開発された。8個のIROSAアレイはすべて設置完了時、ステーションの利用可能電力を160キロワットから約215キロワットに増加させるように設計されている。この増強電力は、ステーションが2030年の計画的な運用終了へ向けた安全で制御された軌道離脱を含む重要な作業を支えることになる。

11月5日に最終パネルを設置

メノンとクトリックが予定通り作業を進めた場合、11月5日に宇宙空間へ再び出発し、8番目にして最後のアレイを設置する。これにより、2021年から始まった一連のアップグレード事業が完結する。

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出典: Spaceflight Now