宇宙初期における惑星形成—従来の想定より数億年も早い段階で、岩石惑星を作るための材料が揃っていた可能性が新しい研究で明らかになった。これまで天文学者は、惑星形成は宇宙誕生後かなりの時間が経ってからようやく始まるものと考えていた。しかし最新の知見は、この長年の定説に大きな修正を迫ろうとしている。

ビッグバンからわずか1億年で、惑星の「建設材料」が用意される

惑星形成は、宇宙では「ゆっくり進む事業」と見なされてきた。従来の理論では、このプロセスは宇宙誕生後、数十億年というはるか後の時間帯に本格化するはずだった。新しい研究によると、岩石惑星を構成する原始材料は、ビッグバンからわずか1億年の段階で既に利用可能な状態にあったとみられる。この時期は、宇宙最初の銀河がまだ形成されるずっと前のことである。この発見は、宇宙における物質進化のタイムラインを根本的に書き換える可能性を秘めている。

生命を育む水さえも、想像以上に早期に存在した可能性

宇宙初期での惑星形成が本当に加速していたのであれば、その影響は物質レベルにとどまらない。生命が存在するために不可欠な水も、同じく早期の段階で供給される環境が整っていた可能性を今回の研究は示唆している。従来はビッグバン後数十億年を待たなければ、宇宙に生命に適した環境が生まれないと考えられていた。けれども、もし宇宙初期の銀河形成より前の段階で既に必要な化学物質が準備されていたなら、生命出現の条件も予想外に早く整っていた可能性がある。この視点は、宇宙における生命の起源と分布についての根本的な問い直しを促している。

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出典: Universe Today