2026年05月14日、宇宙開発の分野で、米国の次世代ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」がアルテミス3ミッションに向けて、上段ロケット(アッパーステージ)なしで打ち上げられることが報じられています。
アルテミス計画とSLSについて
アルテミス計画は、米航空宇宙局(NASA)が推進する月面探査プログラムです。人類を再び月に送り込み、将来の火星有人探査の足がかりとすることを目標としています。SLSは、この計画を支える史上最大級の打ち上げロケットで、強力な推進力を備え、宇宙飛行士と大量の物資を月へ輸送することが期待されていました。これまでのテスト飛行では完全な構成での打ち上げが想定されていたとされています。
上段ロケット廃止の理由と影響
上段ロケット(アッパーステージ)は通常、主ロケットの上部に搭載され、ペイロード(積荷)を最終的な目的地まで運ぶ重要な役割を担います。今回の決定により、この上段ロケットを省略した形でアルテミス3が実施されることになります。この変更は、技術的課題やコスト削減、スケジュールの最適化など複数の要因が関わっていると報じられています。この判断により、打ち上げ体制が簡素化される一方で、ミッション構成に関する新たな検討が必要になる可能性があります。
今後の展開への注視
アルテミス3は、月の南極付近への有人着陸を目指す重要なミッションです。この構成変更がもたらす具体的な影響や、代替手段がどのように組み込まれるかについて、今後の詳細な発表が注目されています。
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